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石油枯渇説の大ウソ


シェールオイル・ガスについてこれまで弊サイトにふれていなかったので、今回は書きたいと思う。
まず、弊サイトが石油メジャーのプロパガンダの片棒を担いでしまったことに、心からお詫びしたい。

このサイトを立ち上げたのは2011年、原油価格が高騰し、石油が枯渇するといった大キャンペーンがピークだった頃だ。水素自動車や電気自動車が市場に出始めて、これからは石油依存から脱却して、代替えエネルギーにシフトチェンジしようという気運が高まっていた。アメリカではEVベンチャーが続々と起業して、日本でもコンバートEVという選択肢が出現して、EVビジネスに新規参入しようとする企業も出はじめた。
しかし、ほどなくしてアメリカメジャーがシェールオイルの採掘というウルトラCによって、一気に世界の石油枯渇問題は解消された。
しかしこれは偶然の産物ではなく、アメリカは既に、1970年代から地下3000メートルに石油があることを把握しており、その採掘技術の開発を秘密裏に続けていたということだ。
そして石油枯渇説というプロパガンダを世間に流して、リーマンショックのタイミングで(2008年)に原油価格をつり上げて、シェールオイルの採掘によって市場を独占することに成功した。ちなみに地下3000mに溜まった石油は3000年分に相当するそうです。
だからアメリカのメジャーは1970年以降代替エネルギーに投資しなかった。
最初から地下に無尽蔵に石油があることを知っていたからだ。
そして現在、採掘技術においてアメリカの右にでるものはいない。

弊サイトの記事にも、石油枯渇説について声高らかに提唱してますが、
石油から電気への転換期

正直石油枯渇説は、コンバートEVを推進する上でもとても都合がよかった。
筆者である私も、もっぱら情報ソースは、ネットや書籍、取材からの耳学であり、特に地質学において精通しておらず、見識もない。そのせいで結果的に、プロパガンダの片棒を担いでしまったことについては申し訳ないと思っている。

今後、電気自動車については環境に配慮したエコな乗り物という側面だったり、燃料のコストパフォーマンスの面でさらに期待が集まっていることにはかわりはないし、さらに進化していくことは間違いない。
いずれにしても電気自動車もコンバートEVについても需要があるかぎり、今後も注力していきたいと思います。

参考文献:株式日記と経済展望  油というのは地下3000mのところにあって、これは大体3000年分ぐらいあるんですよ。で、その上に今まで取っていた油田がある。

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2017年5月26日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:NEWS

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