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改造EV、販売へGO 豊橋の2人、会社設立


市販の乗用車からエンジンなどを取り外し、モーターや電池を取り付ける改造電気自動車(EV)を、いずれも豊橋市の自動車整備士、水越英明さん(41)と小林徹也さん(31)が完成させて車検を通した。5月末にEVへの改造・販売を手掛ける会社も設立し、排ガスや二酸化炭素(CO2)を出さないエコカーの普及に意気込んでいる。

完成したEVは、手動変速機の軽乗用車を改造。エンジンのほかにマフラーやラジエーターなどを取り外した後にモーター、リチウム電池を積み、フル充電で70キロ走行できる。改造費は150万円。速度は時速60キロ以上出にくく、高速道路の走行には向かないが、水越さんは「買い物や通勤通学といった日常の利用には十分」と話す。

改造EVの車検は、東三河を管轄する豊橋市の軽自動車検査協会では初。

1月にナンバーが交付され、小林さんは「自作した部品もあって大変だったが、基準の1台になったと思うとうれしい」と喜ぶ。

設立した会社は、水越さんが社長、小林さんが専務を務める「EV TOYOHASHI(イーブイ・トヨハシ)」(豊橋市浜道町)。通常の自動車整備業とともに、受注を受けてガソリン車のEVへの改造、販売をする。

現在、エアコンが使える2台目の改良EVの部品を準備しており、ベースとなる手ごろなガソリン中古車が見つかり次第、製作に取りかかる。「古い車でエンジンが駄目になってもEVに生まれ変わる。ノウハウを共有して興味を持つ同業者にも広めていきたい」と水越さん。「三河地域は車を3台、4台と持つ家庭が多い。1家庭に1台は電気自動車にしたい」と目標を話す。
(石屋法道)
改造EV、販売へGO 豊橋の2人、会社設立 – 中日新聞 http://bit.ly/m5sUyO #EV

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2011年6月26日 | コメント/トラックバック(0) |

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震災後のEV – 朝日新聞


東京電力・福島第一原子力発電所の事故が、世界各国のエネルギー政策に大きな影響を与えるなか、次世代自動車として注目を集めてきた電気自動車(EV)の存在が改めて問われている。欧州では脱原発の動きが広がる一方、EV向け電池の開発競争は激しくなるなど複雑な様相。次世代送電網スマートグリッドとの親和性などを踏まえ、世界の自動車メーカーはEVの開発、普及に向けアクセルを踏み込んでいるようだが、待ち受ける課題は少なくないようだ。写真は、上海国際自動車ショーでホンダの「フィット」の電気自動車(EV)を披露する伊東孝紳社長。ホンダは2012年から中国でEVを生産する=4月19日、上海市、吉岡桂子写す

http://bit.ly/jFpYpd #EV

スマートグリッドの実現が急務だろう。

三菱自動車は、家庭用100Vコンセントに対応して、アイ・ミーブから、家電用品に電気を送るシステムを今年中に実用化する予定だ。

日産自動車は、家庭からEVに電力を送るH2V(Home to Vehicle)だけでなく、EVを家庭の電源として利用するV2Hを開発中だ。

実現できれば、被災地で、動く大容量電源として、大いに活躍が期待出来そうだ。

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2011年6月2日 | コメント/トラックバック(0) |

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