コンバートEVを検討している方に一読してほしい本
ネジ屋はでんき屋になれ!―EVづくりでわかった中小企業でも狙えるフェラーリ的ビジネス
この本の筆者は、実際にスズキのエブリィをコンバートEVしたそうで、そのレポートがサイトに掲載していました。
エブリィEVと市販車のミニギャブミーヴの価格の比較と、走行距離の検証を行った上で、筆者は
コンバートEVは、メーカーの電気自動車に比べ、コストパフォーマンス的に劣るとの見解を示している。
現時点では、コンバートEVは、趣味の要素が強く、旧車マニアが愛車をEVにしたいという需要にはマッチしていると思う。
ただ実用面では課題が多い。
その課題のひとつとして、リチウム電池の軽量化と価格。あと制御装置の技術向上が挙げられる。
また、電気自動車を所有するにあたって、ガレージがあることが前提にあり、マンションや月極駐車場などでは、充電スペースが確保できない。今後取り組むべき大きな課題だと思う。
本書は、200ページ程度で、実用書ではないので、あまり小難しくなく、たいへん読みやすい。1時間程度で一気に読めちゃいます。
コンバートEVに興味がある方や、EVビジネスを初めて見たい方、これからコンバートEVを検討している方に、是非オススメです。
タグ
2012年8月9日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:NEWS