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改造EV普及目指す 南丹の自動車整備会社


京都府南丹市八木町の自動車整備会社「常陸オート」が、ガソリン車のエンジンをモーターなどに積み替えた改造電気自動車(コンバートEV)の普及に取り組んでいる。東日本大震災を受け、非常用電源としての機能を加え、このほど初の一般向け改造教室も催した。

同社は産学公の連携で普及を図る「府次世代自動車パートナーシップ倶楽部」の一員。昨夏に改造電気自動車で近畿初の車検証を取得した。

改造は市販キットを使用。バッテリー代、工賃含め150~160万円程度。家庭用100V電源で充電でき8時間充電で40~50キロ走行が可能。最高時速70~80キロ。家庭の電源車になるよう変換装置を標準装備する。蓄電容量不足のため、エアコンは使用できない。

6台を製作し、瀬田工高(大津市)で改造を指導するが加藤弘行EV事業部長は「改造によるEVが知られていない」と話し普及の歩みは遅い。また、エコカー減税のような優遇措置もない。

6月、亀岡支店で初の教室を開催。滋賀と大阪の業者4人が実際に1台を改造した。斎元和範さん(59)=大阪府茨木市=は「仕事で手がけたい。コンビニなどで充電できれば普及するのでは」と話す。加藤部長は「充電器の開発が進んでおり、2~3年でコストダウンが期待できる。一気に普及するよう輪を広げておきたい」と期待している。

改造EV普及目指す 南丹の自動車整備会社 http://t.co/k5z4TJK

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2011年7月2日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:NEWS

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